About ASC
ASCについて

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カシマサッカースタジアムでの新たなチャレンジ。

アントラーズチームドクターが持つスポーツ医学のノウハウを鹿行地区地域医療の向上・発展のために還元します。
カシマサッカースタジアムは鹿島アントラーズを指定管理者とし、2006年から健康事業、文化事業、放送事業などさまざまなかたちで地域に貢献してきました。

そんなカシマサッカースタジアムが新たなチャレンジとして着手したのが医療の分野。トップアスリートであるアントラーズ選手の健康管理、ケガの治療、リハビリテーションを行う中で培ったスポーツ医学のノウハウを駆使し、鹿島アントラーズのチームドクターが中心となり、プロスポーツ選手はもちろん、スポーツ愛好者、さらには一般の方も含めて子どもから高齢者まで幅広い人々に高度な整形外科医療とリハビリテーションを提供します。

その拠点となるのがASC、すなわちアントラーズスポーツクリニック(ANTLERS SPORTS CLINIC)です。ここで診療にあたるのは、スポーツ医学を知り尽くしたアントラーズのチームドクターたち。整形外科とリハビリテーション科がチームを組んで、東京医科大学病院、筑波大学附属病院、西大宮病院、小山記念病院といった病院と密接に連携しながら、アクティブに生きたいすべての人々をサポートします。

スポーツを愛する山藤医師が語る、ASCのこれから
地域の人々がアクティブでいられるように!
選手が大事な試合に出られるように!
鹿島アントラーズが強くなるように!
鹿島アントラーズのチーフチームドクターとして、アントラーズの選手を医療面から全力でサポートしている山藤崇医師。ASC開院に向けて中心的な役割を果たした山藤医師から、ASC発足の意義、診療の特徴および今後にかける熱いメッセージです。
山藤 崇
アントラーズスポーツクリニック院長
鹿島アントラーズチーフチームドクター
アントラーズスポーツクリニック(ASC)発足のベースにあるのは、鹿島アントラーズで培った専門的なスポーツ医学を地域の人々に還元したい、という関係者の強い思いです。腰痛や膝痛などに悩む人々が元気になれば地域は活性化します。また、多くの人々がアクティブな状態を維持できれば医療費の削減にもつながります。そういうかたちでの地域貢献を、私たちは目指しています。

スポーツ愛好者のフィールド復帰を早めることも私たちの使命です。たとえば高校3年生で、次の試合に出られなければ引退というケース。この選手にとっての時間は有限です。そんなとき、私たちは専門的な知識と技術を活かして出たい試合に間に合うようにコンディションを選手と一緒に作り上げます。

そしてもう1つ、将来的に目指したいのが鹿島アントラーズへの貢献です。海外の主要なクラブは多くの医師や機器を擁するクリニックを持っていますが、日本ではここまでクラブとして医療に関わるのは、鹿島アントラーズがおそらく初めて。3.0テスラMRIを配備しているスタジアム併設の整形外科クリニックという意味ではASCが世界初です。こうした充実した医療体制で選手を支えることで、チーム全体が強くなること、良い選手が集まることが理想です。 チームが強くなればサッカーファンが増え、カシマサッカースタジアムの活性化にもつながるでしょう。

痛みなどの障害をもっていた高齢者が、元気になってスタジアムに足を運び、階段を歩いて移動し、大声で応援することはアクティブでいることの1つの証ともいえます。こうした好循環が生まれることを心から願っています。