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画像検査

画像検査

高画質撮影を可能とする、3.0テスラMRI導入。その他、レントゲンや骨密度装置、エコーなど充実の設備で正確な診断を!
【3.0テスラMRI】MRIは軟骨、靭帯、筋肉などの損傷を画像化するのに適しているのですが、磁場の強さが画質に影響を与える面があります。そこで当院では、臨床で使用することのできる最大の磁場強度である3.0テスラMRIを導入しております。的確な診断を行うことによって手術適応の有無はもちろん、重症化させないためのリハビリテーション方法の提案を行うことが可能です。大事な試合を控えた選手にとって、筋肉や関節は命と同じ。その命を守る治療に、3.0テスラMRIは不可欠と考えました。
  • 3.0テスラMRI
    3.0テスラMRI
レントゲン(X線)検査は骨の観察に優れている検査ですが、立体的なものを1枚の絵として描出するため、骨の重なりの多いところでは骨折を見つけるのが難しい場合があります。下の写真を比較するとレントゲン画像よりも、MRI画像で骨折線が明瞭に描出されています。
〇レントゲン画像とMRI画像の骨折線の描出能の差(赤矢印は骨折線を示しています)
レントゲン検査での画像
MRI検査での画像
MRI画像は、出血量の変化を見ることも可能です。痛みがなくなった場合でも、出血が残っているときに無理をしてしまうと再出血し、痛みがぶり返すことがあります。そこで当院では、MRI検査を経過観察にも使用することによって、的確な運動の休止期間の判断を行っております。
〇経過観察のMRI画像(赤矢印は肉離れによる出血部分を示しています)
受傷時のMRI検査の画像
1か月後のMRI検査の画像
【X線装置】整形外科診療において、初期評価はX線装置になります。当院では高い画質と被曝線量の低減、撮影の高速化が可能なFPD(Flat Panel Detector)を導入しています。また透視撮影も可能な装置のため、リアルタイムに整復位置を確認しながらの治療を行うことも可能です。
  • X線装置
    X線装置
【骨密度測定装置】より正確な骨の密度と身体組成の測定が可能な、HOLOGIC社製Horizon DXA(デキサ)X線骨密度測定装置を導入しています。骨粗しょう症の診断の他にも、アスリートの方への検査では、どの部分にどの程度の筋肉がついているかを測定することによって、足りない部分の筋肉量を補う最適なトレーニングの提案が可能となります。
  • 骨密度測定装置
    骨密度測定装置
【超音波測定装置】X線もMRIも静止画となりますが、超音波検査では動態撮影(動かしながらの撮影)が可能です。動かし方によって、どのように筋肉や靭帯が変化しているかを評価することができます。また腱鞘炎など、血流が増加する病気を診断する際にも有用となります。
  • 超音波測定装置
    超音波測定装置